ビオ・マルシェの添加物と安全基準|有機JASと放射能検査

ビオ・マルシェの野菜はすべて有機JAS認証で、種まき前2年以上、原則として化学肥料と農薬を使わない畑で育ちます。加工食品は、有機JASで許された食品添加物以外を使わないのが取扱いの基準です。

放射性物質は国の基準の1/10を自主指針にしていて、一般食品なら1kgあたり10ベクレル。料金や送料はビオ・マルシェの料金と送料で確認できます。

基準の中身は変わることがあるので、公式サイトの現行表記で確認を。

野菜は全品目が有機JAS。化学肥料と農薬を2年以上使わない畑

ビオ・マルシェが扱う野菜は、有機JAS認証を受けた有機野菜が基本です。種まきや植え付けの前2年以上と栽培中に、原則として化学肥料と農薬を使わない畑で育てたもの。

項目 有機JASの有機野菜 特別栽培農産物
農薬と化学肥料 原則として使わない 地域の通常の使用量の50%以下
使わない期間 種まき・植え付け前2年以上と栽培中 栽培期間中だけ
第三者の審査 登録認証機関が審査 義務づけられていない
認証の更新 毎年審査を受ける 認証の仕組みがない
表示 有機JASマーク 栽培期間中不使用・当地比〇割減

上の表は、公式の読みもの記事の説明を編集部が項目ごとに並べたものです。有機JASの認証が無い農産物に「有機」や「オーガニック」と表示して売ることは、法律で禁止されています。

取扱指針では、有機を目指しながら表示ができない農産物も条件付きで扱います。有機の生産を始めて1年未満の畑でとれたもの、天候の障害で表示ができなくなったものが該当。

りんご・ぶどう・桃・いちごのように、有機での栽培技術が確立していない作物も例外の対象です。国内で確保が難しい作物は、有機JAS認証を受けた海外産を使う決まり。

お試しセットと野菜セットは、どちらも有機野菜100%と案内されています。有機野菜の品ぞろえは約200種類で、産地は西日本を中心とした全国。

契約農家は全国に約300件あり、季節ごとに産地を移して旬の野菜を届けます。人参なら3〜6月は九州、7〜11月は信州や北海道、12〜2月は滋賀県という順番。

加工食品は有機JASで許された添加物だけ。取扱指針の5分野を表で確認

加工食品の基本は有機JASの有機加工食品で、塩と水を除く原料の95%以上が有機です。有機の加工食品が確保できない場合も、有機JASで許された食品添加物以外は使いません。

分野 取扱いの基本 主な条件
農作物 有機JASの有機農産物 例外は転換1年未満や天候の障害など
加工食品 有機JASの有機加工食品 許された添加物だけ。遺伝子組換えと放射線照射なし
畜産物 有機JASの有機畜産物 ポストハーベスト農薬なし。遺伝子組換えでない飼料
水産物 沿岸漁業を支える水産物 退色や変色を防ぐ薬剤と添加物なし
生活雑貨 持続可能な暮らしを支える商品 合成香料・合成色素・合成保存料なし

上の表は、公式の商品取扱い指針から編集部が要点を転記したもの。5分野とも、生物の多様性と伝統的な食文化を尊重する有機農業の理念を基準にしています。

国産の有機加工食品が確保できない場合に限り、海外産の有機加工食品を扱います。有機でない国産原料を使うときは、遺伝子組換えでなく、放射線照射をしていないことが条件。

輸入の原料は、有機の原料を使うのが原則です。チーズやワインのように日本の食生活に定着したものは、日本の農業を圧迫しないことも条件に入ります。

包装の容器にも基準があり、環境ホルモンを使った容器は使いません。疑いが指摘された物質を使っている容器も、代わりの品に替えていく方針。

生活雑貨では、石油由来の界面活性剤と合成の油性成分も使わない決まりです。製品の開発で動物実験をしていないことも、取扱いの条件に含まれます。

公式サイトの宅配サービスの紹介ページでも、化学的な添加物と遺伝子組み換えは無しと明記されています。醤油や砂糖のような調味料も、この指針の中で選ばれた商品。

肉と卵の基準は?有機畜産物と平飼いたまごの違い

畜産物は有機JASの有機畜産物が基本で、足りない場合だけ独自の基準を満たしたものを扱います。いきいきセットに入る平飼いたまご6個は、有機JASではなく独自基準の卵。

項目 有機JASの有機卵 ビオ・マルシェの平飼いたまご
認証 有機JAS 認証なし。独自の取扱い基準
飼料 有機栽培の飼料 遺伝子組換えでない飼料。ポストハーベスト農薬なし
飼い方 平飼い。野外の飼育場に出入りできる 過度の密飼いをしない
抗生物質・ホルモン剤 動物用医薬品を使わない 抗生物質と成長ホルモン剤を投与しない

上の表は、公式の読みもの記事と取扱い指針から編集部が並べたものです。畜産物では、法律で決められたワクチンだけは使ってよいとされています。

有機の飼い方では、成長を促すための物質を飼料以外で与えないことも決まっています。病気の予防のために抗生物質を使い続けることも、認められていない形。

有機卵は、一般の卵の約4倍以上の価格になると公式の記事で説明されています。有機の飼料を少量で作ることと、1羽ごとの飼育面積が決まっていて多く飼えないことが理由。

有機卵を届けている契約農場は、公式の記事の時点で山梨県の1か所です。数が限られるため、平飼いたまごと使い分ける形になります。

取扱い指針が有機畜産物として挙げるのは、乳・牛・豚・家きん・卵の5つです。有機のものが足りないときは、どれも同じ独自基準で選ぶ決まり。

放射性物質は国の基準の1/10。17都県の農産物は出荷前に検査

放射性セシウムの自主指針は、どの区分も国の基準の1/10です。一般食品なら国の100ベクレルに対して10ベクレル、飲料水は10ベクレルに対して1ベクレル。

区分 ビオ・マルシェの自主指針 国の基準
飲料水 1 10
牛乳 5 50
一般食品 10 100
乳児用食品 5 50

単位は1kgあたりのベクレルで、放射性セシウム134と137の合計値です。自主検査で特定の品目を除いて検出されていないことを踏まえ、国の1/10を指針にしたと説明されています。

検査の対象 検査の方法
17都県産の農産物 毎期、出荷の前に生産者ごとに外部機関でサンプリング検査
飲料水・牛乳・乳児用食品 製造者が自社か外部機関でサンプリング検査
主要原料が17都県産の加工品 製造者が自社か外部機関でサンプリング検査

17都県は、青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島・新潟・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・山梨・長野。基準値を上回った商品は、取扱いを止めると定めています。

農産物の検査は、今は1生産者あたり1品目に変わっています。一定の期間検出されていないためで、検出されない状態が続く場合は検査をしないこともある形。

検査の結果は、公式サイトの放射性物質検査結果のページで公表されています。産地はカタログにも表示されているため、気になる産地の品目を避けて選ぶこともできます。

表示はカタログで確かめる。約800品目に産地か原材料を記載

宅配のカタログは約800品目を載せていて、野菜と果物は全品に産地と生産者、加工品は全品に原材料が書かれています。基準を自分で確かめたい人は、カタログの表示を見るのが近道。

確かめたいこと 見る場所
野菜・果物の産地と生産者 毎週のカタログ
加工品の原材料 毎週のカタログ
放射性物質の検査結果 公式サイトの検査結果のページ
取扱いの基準 公式サイトの商品取扱い指針
契約農家 公式サイトの生産者・製造者のページ

カタログは会員に毎週届き、お試しセットにも同封されます。入会前にサンプルのカタログを公式サイトで見ることもできます。

扱う商品は全体で約1,500点以上で、野菜のほか肉・卵・牛乳・調味料・スキンケアまであります。すべてが同じ取扱い指針で選ばれている点が、品目を選ぶときの判断材料。スキンケアや洗剤も、合成香料や合成色素を使わない基準で選ばれています。

全品目を有機JASでそろえると、野菜セットは1品目あたり約310〜411円になります。価格と基準のどちらを優先するかで、ほかの宅配と比べるのが確実。

まず野菜の質を確かめたいなら、1,500円のお試しセットで会員と同じ多菜セットが届きます。申し込みの条件はビオ・マルシェのお試しセットの記事で説明しています。